
マインドフルネスは『今、この瞬間に注意・意識を向けること』です。
歩く際にも、マインドフルネスの練習はできます。
歩き方を変える必要はありませんので、自分の普段通りのペースで気軽に試してみましょう。
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注意を向けるポイント
- まずは、足の裏の感覚に注意を向けてみましょう。
- 足の裏が地面についた時に、どのように感じますか?
- 地面から離れて、前に進むときの足の動きや感覚はどうでしょうか?
- どのくらいの時間、足の裏は地面についていましたか?
- 腕の動きや感覚に注意を向けてみましょう。
- 歩く時、どのように腕を動かしていますか?
- 歩いている時の身体全体の動きや感覚に注意を向けてみましょう。
- 動きが多い場所や、逆にあまり動いていない場所はありますか?全身の感覚を使って感じてみましょう。
- 意識をさらに広げて、周囲の音に注意を払ってみましょう。
- 普段は気がつかない音に出会うかもしれません。
- 評価や感情は持ち込まずに、音に意識を向けて、ありのままを受け入れてみましょう。
- 歩いている時に見えるすべてのものに注意を向けてみましょう。
- 周囲のものの色や明暗、形、大きさ、手触りなど、色々なことに意識を向け、観察してみましょう。
- この時に、どのように自分の視点が変わるかも意識してみましょう。
- 呼吸をしましょう。
- その時に感じる空気の匂いや、温度や湿度にも注意を向けてみましょう。
歩いている時に、歩くことや上記のポイント以外のことを考え始めても、気にしなくて大丈夫です。
気持ちが違うところに向かっているなと気づいたら、もう一度、歩いている時の感覚や、その時見えるもの、空気の匂いに意識を向け直しましょう。