体組成表の見方(記載されている内容の例)
次のリストは、体組成表に掲載される一例です。体組成を測る際に参考にしてみてくださいね。 除脂肪体重(kg) 除脂肪体重は、体重から体脂肪量を除いた筋肉、骨、内臓、血液などの水分の総量のことです。除脂肪体重のうち、約7割が […]
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十分な睡眠が取れていないと、空腹であると感じるホルモンが分泌されて、食べることを止められなくなってしまいます。
また、満腹であるというサインを出すホルモンがうまく分泌できなくなるため、実際には満腹(胃にたくさん食べ物が入っている状態)なのに食欲が止まらなくなります。
何も食べていないと、身体が休眠モードに入ってエネルギーをうまく作れません。筋肉や骨、血液などを作ろうとしても、その材料がないため、あらかじめ身体に備わっている筋肉からエネルギーを作り出そうとします。
そうすると、
体の中では、脂肪が残ったまま筋肉が減ってしまい、それによって下のような悪循環に陥ります。
食事を十分に食べていない
→筋肉が減り、体脂肪が残る
→エネルギーを消費しにくい体になる、動きにくくなる
→より動きたくなくなる、動けない
→筋肉が減るため代謝が悪くなり、冷え性や体調不良などになりやすくなる
食事を十分に食べないこと(エネルギーを摂取しないこと)によって、体重は一時的に減ります。しかし、同時に筋肉の量も減ってしまうため、代謝が悪く太りやすくなったり、引き締まらず動きにくい体の状態になってしまうことがあるので要注意です。
筋力トレーニングをしても、栄養バランスが取れた食事や睡眠が十分に取れていないと、筋肉の成長を促すホルモンが分泌されず、筋肉がつきにくくなってしまいます。
筋肉は、走ったり歩いたりするだけでは発達しにくいです。筋肉を発達させたいときは、自重トレーニング(自分の体重くらいの重さを扱うトレーニング)から始め、徐々に重りを増やしていくことで、筋肉の繊維の数を増やし、それを太くしていく必要があります。
20代前半までについた筋肉がその後の体の基礎となります。筋肉をしっかりつけて、貯“筋”をし、生涯動きやすい体を作っておきましょう。