試合に向けた心理的・精神的コンディショニング
不安や緊張、興奮のレベルが普段以上に高くなりすぎても低くなりすぎても、試合や競技会当日のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。 不安や緊張、興奮のレベルが高くなりすぎると、カーッとして力みや焦りが生じる、落ち着きがなくなる […]
女性アスリートの
育成・支援プロジェクト
①リラクゼーション
リラックスするための方法は様々です。どれがリラックスしやすいか事前に色々試してみましょう。
②セルフトーク
あらかじめ決めておいたキーワードを使って自分自身に話しかけ、ポジティブな感情になるように自己暗示をかけましょう。
具体的な方法は、「自分はできる、上手だ。」や「これで考えるのはやめて、あとはやるだけ!」といった独り言を言うように自分に話しかけることです。ポジティブな言葉を自分自身にかけることでネガティブ思考を打ち消し、自信をつけることができます。
もし、ネガティブなことばかり考えてしまい、それを打つ消すことが難しい場合、そのネガティブな思考を受け止めることが役立ちます。詳しくは、「マインドフルネスの練習をする」へ。
フォーカルポイントを定める
ミスをしてしまった時、観衆など試合に直接関係ない事柄に注意が向いた時、相手のプレーなどに対して怒り冷静さを失ってしまった時など、心が動揺した場合には「視線」のコントロールが気持ちの切り替えに効果的です。
「試合会場にある国旗を見たら集中」、「ボールの縫い目を見て集中」といった具合に視線を向ける対象(フォーカルポイント)をあらかじめ決めておき、集中が乱れたときには視線から注意の切り替えや集中をやり直しましょう。
参考文献