月経周期のコンディショニング
1-1. 月経(生理)がある時とない時で体調が変わる?

月経周期(生理の周期)は、月経の始まった日から次の月経が始まる前の日までの期間のことです。月経は、女性ホルモンであるエストロゲン(役割:妊娠の準備や、女性特有のカラダづくり、自律神経の安定化、血管・骨・脳などの健康維持など)とプロゲステロン(役割:妊娠の維持、体温の上昇、食欲増進など)の分泌バランスによって調整されており、その時のホルモン状態から、大きく4つの周期に分けることができます。

  1. 卵胞期」(卵子が放出される前):月経が終わってから排卵までのエストロゲン分泌が多い期間です。
  2. 排卵期」(卵子が放出される期間):エストロゲンの分泌が低下し、プロゲステロンの分泌が多くなり始めます。
  3. 黄体期」(卵子が放出された後):排卵後から次の生理が始まるまでのプロゲステロン分泌が多い期間です。
  4. 月経期」(子宮内膜が剥がれ落ち、月経の出血が生じる):プロゲステロン分泌が止まり、エストロゲンの分泌も低下します。

月経周期に伴い心身に起こる変化は次のようなことが考えられます。

人によって、心身に起こる変化が少ない人も多い人もいますので、変化があまりないからといって気にすることはありません。

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