月経周期のコンディショニング
1-2.月経周期による主観的なコンディションの変化に個人差はある?

日本人トップアスリートを対象に国立スポーツ科学センターが実施した、月経周期における主観的なコンディションに関するアンケート調査では、9割の選手が月経周期によるコンディションの変化を感じると回答しています(1)。

自覚するコンディションがいい時期は、トップアスリートでは「月経の1週間後」(図1)(2) 、女子大学生では「月経終了直後から数日後」(3)という回答が多いことが報告されています。

一方で、月経周期の各期間において主観的なコンディションが悪い時期は、「月経中」や「月経開始前」と答えるアスリート(2)や大学生(3)が多かったと報告されています。

周期を通じて「よい〜変わらない」と答えるアスリートも半数近くいることから、
月経周期によってアスリート自身が感じるコンディションの変化には、個人差があることがわかります

図1:トップアスリートの月経周期における主観的なコンディショニングの変化

図1. 国立スポーツ科学センター. 女性アスリートのためのコンディショニングブック.2013.に基づき作成

引用文献

  1. 能瀬さやか,土肥美智子,難波聡,他 (2014):女性トップア スリートの低用量ピル使用率とこれからの課題,日本 臨床スポーツ医学会誌,22: 122-127.
  2. 国立スポーツ科学センター. 女性アスリートのためのコンディショニングブック.2013.https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/info/pdf/josei_athlete_conditioning_book.pdf
  3. 須永美歌子(2017)月経周期に伴うコンディションの変化.Journal of TRAINING SCIENCE for Exercise and Sport,28:7-10.

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