月経周期のコンディショニング
5-2.月経を継続的に調整する方法

年間を通して練習日程や試合に合わせて月経を調整する方法です。この方法を使うと、月経がきてほしい時に月経を起こすことができます。
月経周期の調整に加え、月経痛や月経随伴症状、過多月経、月経前症候群などの治療も同時に行うことが可能です。
月経を調節するために低用量ピルを継続的に用います。低用量ピルを使用する場合は、ピルに慣れるために、遅くても目標とする試合の2〜3ヶ月前までには服用を開始しておく必要があります。


使用されることが多い薬:超低容量・低容量ピル

ピルの服用期間:継続して毎日服用

対象例

ピルの副作用

吐き気、頭痛、上腹部の痛み、乳房の張りなど(服用開始1週間くらいは記載した症状が、服用開始3ヶ月以内は不正出血がみられることもありますが、服用を継続するうちになくなることがほとんどです)、血栓塞栓症(血の塊が血管を塞ぐこと)

ピルの副作用の注意点

突然の足の痺れ・痛みや息切れ、視力障害、激しい頭痛、胸痛、手足の脱力・麻痺、舌のもつれ、しゃべりにくい、などの症状が見られた場合は、血栓塞栓症の疑いがありますので、医療機関を受診しましょう。


基本的な服用の方法の例21日間ピルを服用+7日間お休み

参考文献

  1. 国立スポーツ科学センター. Health Management for Female Athletes Ver.2-女性アスリートのための月経ハンドブック-. 2017 
  2. https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/info/pdf/Health%20Management%20for%20Female%20Athletes%20Ver.2.pdf
  3. 東京大学医学部付属病院 女性診療科・産科. Conditioning Guide for Female Athletes 2 月経対策をしてコンディションを整えよう!. 2021.
  4. http://f-athletes.jp/download/pdf/210316_ConditiongGuide2.pdf
  5. 独立行政法人 日本スポーツ振興センター、国立スポーツ科学センター(JISS)、スポーツ科学研究部 女性競技者研究プロジェクト. 女性アスリートためのコンディショニングブック. 2013.
  6. https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/info/pdf/josei_athlete_conditioning_book.pdf

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